握手はただの儀礼や習慣のように感じられますが、フレンドリーさや信頼性など「人柄」を伝える手段でもあります。例えれば、日本におけるお辞儀の仕方に匹敵するかもしれません。重要な場面で心無いお辞儀はしませんよね?
良い握手に必要な5つのこと
- 目線を合わせる
握手をする際に目線を下に落とすと「不安」や「シャイ」なイメージを持たれる場合があります。笑顔で目を見て!
- しっかり握る
柔らかく、タッチ程度の握手では「やる気」が感じられません。相手に興味があまりないイメージや弱気な印象をもたれてしまう可能性もあります。しかし限度を超え強く握り過ぎることは大変失礼に感じられます。
- 急ぎすぎない
握手の手は親指をあげ、指を真っ直ぐ揃えて差し出します。相手がしっかりと握ったところで握り返します。握手を急ぎ過ぎると「必然性」から握手をしているだけの印象を残すようです。また急いで手を離す握手も相手には良い印象を与えません。握手だけの場合は大体2~3秒位が多いです。
また相手が先に握手を求めた際は、すぐに反応を。手を宙に浮かせた状態で待たせる事は「握手の意思がない」ように見えてしまいます。
- 手を振り過ぎない
"handshake"ですが、ここは「握手」のほうがしっくりくるようです。手を上下に振りすぎると「興奮」や「必死」という印象を与えるようです。"shake"よりもしっかりとした「握手」を。
- 言葉を同時に発する
効果的なのは相手の名前(個人名)を呼ぶこと。
"It's a pleasure to meet you, (相手の名前)"や "Great to see you again (相手の名前)"など。
また状況に合わせて"Hi, I'm (自分の名前)"と名乗ることも効果的といいます。
握手の文化を持っていても『完璧な握手』は訓練をして習得するもの。握手をする機会が少ない場合は、同僚と握手の練習をしたりすることも大事なことかも知れません。